矯正中の食事|気をつけたい食事、おすすめの食事など解説【医師監修】

矯正治療は長期間にわたるため、日々の食事について不安を感じる患者は少なくありません。
本記事では、治療後の食事のタイミングや矯正中に気をつけたい食材、おすすめの献立、食べ物が装置に挟まったときの対処法などを解説します。
快適な矯正生活を送るための参考としてご活用ください。
治療後の食事のタイミング

矯正装置を調整した直後は、痛みが出やすい時間帯を把握して食事の内容を工夫することが大切です。
帰宅後はまず、スープやゼリーといった噛まずに摂れるものを口に含み、ブラケットなどの装置が頬や舌に当たっていないか確認しておきましょう。
調整後は3時間から6時間ほど経過してから痛みが現れやすく、その後2日から3日ほどは噛む動作で違和感を覚えることがあります(※痛みの出方には個人差があります)。
この期間は柔らかめの食材を中心に献立を組むと負担を減らせるでしょう。
また、装置の周囲には食べ物が詰まりやすいため、食後は早めに歯みがきを済ませることが推奨されます。
毎食後に必ず「うがい→歯みがき」をセットにして習慣化すると、装置のトラブルを防ぎやすくなります。
矯正中に気をつけたい食事

本項目では、矯正中に気をつけたい食事についてお伝えします。
ワイヤー矯正の場合①:装置を壊しやすい、固い食べ物
ワイヤー矯正で装着しているブラケットやワイヤーは、固い食べ物を噛んだときの衝撃で外れたり曲がったりすることがあります。
せんべいや氷、ナッツ類、フランスパン、りんごの丸かじりといった食材は、前歯で勢いよく噛むと装置に強い負担が集中してしまいます。
どうしても食べたい場合は、1センチから2センチ程度の一口大に切り分けてから、奥歯でゆっくり噛むようにしましょう。
また、煮込んで柔らかくしてから口に運ぶ方法も有効です。こうした工夫を取り入れることで、装置のトラブルを大幅に減らせます。
ワイヤー矯正の場合②:装置にくっつきやすい、粘着性の高い食べ物
粘着性の高い食材は、装置に絡みついて引っ張る力が加わり、ブラケットが外れる原因になります。
ガムやキャラメル、ソフトキャンディ、餅、グミなどは装置の隙間に入り込むと取り除くのが難しく、無理に剥がそうとすると装置を傷めてしまう恐れがあります。
こうした食品を口にしたときは、コップ1杯の水でしっかりうがいをしてから、できるだけ早めに歯みがきを行いましょう。
装置の周囲に粘着物を残さないことが、トラブルを防ぐ最も確実な方法です。
ワイヤー矯正の場合③:歯や装置にはさまりやすい・絡まりやすい食べ物
繊維質の多い食材や細い麺類は、装置の隙間に絡まって食べかすが残りやすく、むし歯や歯ぐきの腫れにつながる可能性があります。
ほうれん草やねぎ、千切りキャベツ、もやし、えのきといった野菜、ラーメンやそばなどの細い麺は、ブラケットやワイヤーの周囲に引っかかりやすい特徴があります。
こうした食材を食べる際は、短めに切ってからスープや煮物にして柔らかくすると挟まりにくくなるでしょう。
食後は鏡で装置の周囲を確認し、食べかすが残っていたらうがいと歯みがきで丁寧に取り除くことが、歯の白濁(脱灰)を防ぐうえでも重要です。
ワイヤー矯正の場合④:着色しやすい食べ物・飲み物
ワイヤー矯正の装置周辺、特にブラケットを固定しているリガチャー(留め具)は、色の濃い飲食物によって着色が残りやすい傾向があります。
コーヒーや紅茶、カレー、ミートソースといった色素の強い食品を口にすると、歯や装置に色が定着してしまうことがあるでしょう。
こうした着色を防ぐには、食後すぐに水で口をゆすぎ、できるだけ早めに歯みがきを行うことが有効です。
特にリガチャーは染まりやすい素材であるため、色の濃い飲食物を摂った後は念入りなケアが求められます。
マウスピース型矯正(アライナー:インビザラインなど)の場合:装着したまま飲食しない(特に着色しやすい食べ物・飲み物)
マウスピース型矯正(アライナー)では、装着したまま飲食するとむし歯や着色、装置の変形につながるため、食事や水以外の飲み物を摂る際は必ず外す必要があります。
マウスピースの内側に糖分や色素がたまると、歯に密着した状態で長時間残ることになり、むし歯リスクが高まってしまいます。
飲食後は口をゆすぎ、できれば歯みがきをしてから再び装着しましょう。
装着時間は治療計画によって異なりますが、一般的には1日20時間以上(目安:20時間から22時間)とされることが多く、必要な装着時間を確保するためにも、外している時間はできるだけ短くまとめることが大切です(※詳しくは当院の指示を優先してください)。
また、60℃を超える熱い飲み物はアライナーの変形を招く恐れがあるため、避けるよう注意が必要です。
むし歯などの観点から気をつけたい①:糖分が多い食べ物・飲み物
矯正装置を装着している期間は、糖分の多い飲食物がむし歯リスクを高める要因になります。
ワイヤーやブラケットの周囲は汚れがたまりやすく、砂糖はむし歯の原因菌であるミュータンス菌の栄養源となってしまうためです。
糖分を含む食品や飲料は、摂取する総量だけでなく、口にする回数を減らすことも重要とされています。
過去の研究では、砂糖を摂る回数が増えるほどむし歯が増加したという報告もあり、頻度のコントロールが予防につながることが示されています。
清涼飲料やスポーツ飲料には糖分が多く含まれていることがあり、ちびちびと飲み続けると口の中が酸性に傾く時間が長くなり、むし歯になりやすい環境が続いてしまうため注意が必要です。
むし歯などの観点から気をつけたい②:酸性が強い食べ物・飲み物
酸性の強い飲食物は、歯の表面を直接溶かして酸蝕症を引き起こす可能性があります。
酸蝕症は自覚症状が少ないまま進行することがあり、気づいたときには歯が弱っていることも珍しくありません。
酸性の飲料をちびちびと長時間かけて飲み続けると、口の中が酸性に傾く時間が延び、歯へのダメージが蓄積されてしまいます。
実際の研究では、清涼飲料を頻繁に摂取する習慣がある場合、酸蝕症のリスクが高まるという報告もあります。
矯正装置を装着している期間は、こうした酸性の飲食物を口にする回数を減らし、摂取後は水で口をゆすぐ習慣をつけることが歯を守るうえで重要です。
矯正中におすすめの食事【状況別】

本項目では、矯正中におすすめの食事を状況別にご紹介します。
装置をつけた直後・調整後の痛い日におすすめ
矯正装置を装着した直後や調整後は、噛むときに強い痛みを感じることがあり、この痛みは2日から3日ほど続くことが多いとされています。
この期間は噛む負担を極力減らし、ブラケットが外れるリスクを避ける食事を選ぶことが重要です。
主食としては、おかゆや雑炊、うどん、スープといった噛まなくても飲み込みやすいものが適しているでしょう。
おかずには豆腐や茶碗蒸し、卵料理、白身魚の煮付け、柔らかいひき肉料理など、奥歯で軽く噛める程度の柔らかさのものを選ぶと、痛みを抑えながら栄養を摂ることができます。
痛みが落ち着いてきた普段の日におすすめ
痛みが治まってきたら、通常の食事に戻していけますが、装置に負担をかけたり詰まりやすい食材は避ける工夫が必要です。
せんべいやガム、キャラメルといった硬いものや粘着性の高いものは、食べる場合でも小さく切り分けてから奥歯でゆっくり噛むようにしましょう。
野菜や肉類は装置に絡みにくい形に調理することが大切で、生野菜は小さめに切り、繊維の多い食材は煮物やスープにすると装置への影響を減らせます。
食後は歯ぐきの腫れ(歯肉炎)を防ぐためにも、装置周辺のケアを丁寧に行うことが求められます。
外食・学校・職場でおすすめ
外出先での食事では、食べやすさと食後のケアのしやすさを基準にメニューを選ぶとよいでしょう。
うどんや丼物(具が柔らかいもの)、煮魚定食、豆腐を使った料理など、かじり取る動作が少ない料理が向いています。
骨付き肉やフランスパン系の硬い食材は装置への負担が大きいため、避けるのが無難です。
外出先では完璧な歯みがきが難しいこともありますが、水で口をゆすぐだけでも効果はあります。
可能であれば簡単な歯みがきを行い、装置周辺に食べ物を残さないよう心がけることが、トラブルを防ぐうえで重要です。
マウスピース型矯正(アライナー:インビザラインなど)の場合
マウスピース型矯正(アライナー)を続けるうえでは、短時間で食事を済ませて速やかに装着に戻せる食事スタイルが理想的です。
水以外の飲食物、特に甘いものや酸っぱいもの、色の濃い飲み物は、必ずアライナーを外してから口にすることが基本となります。
アライナーを装着したまま摂取すると、内側に成分が残ってむし歯や着色の原因になってしまうためです。
装着時間は治療計画によって異なりますが、一般的には1日20時間以上(目安:20時間から22時間)とされることが多く、この時間を確保するには、間食をだらだらと続けずに食事をまとめて摂ることが重要になります(※詳しくは当院の指示を優先してください)。
食事を短時間で済ませる習慣をつけることで、治療の進行を妨げずにマウスピース型矯正を続けられるでしょう。
矯正中の食事で気をつけたいポイント

本項目では、矯正中の食事で気をつけたいポイントをご紹介します。
硬い・粘着性のある食べ物は避ける
矯正装置を装着している期間は、硬い食材や粘着性の高い食品を避けることで、ブラケットが外れたりワイヤーが曲がったりするトラブルを防げます。
せんべいや氷の丸かじりといった硬いもの、ガムやキャラメルのように装置に絡みつく粘着性の高いものは特に注意が必要です。
どうしても食べたい場合は、1センチから2センチ程度の一口大に切り分けてから口に運ぶか、煮込んで柔らかくしてから摂るようにしましょう。
こうした工夫を取り入れることで、装置を守りながら食事を楽しむことができます。
前歯でかぶりつかない
前歯で食べ物をかじり取る動作は、前歯に装着されたブラケットに強い力が集中し、装置が外れる原因となります。
りんごやフランスパン、ハンバーガーといった食品は、そのままかぶりつくと前歯に大きな負担がかかってしまうため注意が必要です。
これらの食材を食べる際は、最初から1センチから2センチ角の大きさに切り分けておき、奥歯でゆっくり噛むようにすると装置へのダメージを抑えられるでしょう。
前歯を使わずに奥歯で噛む習慣をつけることが、矯正装置を長持ちさせるポイントです。
だらだら食べ・だらだら飲みを避ける
矯正中は装置周辺に汚れがたまりやすいため、食事や飲み物を長時間かけてだらだらと摂る習慣はむし歯のリスクを高めてしまいます。
甘いものは摂取する総量だけでなく、口にする回数が増えるほどむし歯になりやすいとされており、頻繁に間食する習慣は避けるべきでしょう。
飲み物についても、甘い飲料をちびちびと飲み続けると口の中に糖分が残る時間が延び、むし歯菌が活発になってしまいます。
甘い飲み物を摂る場合は一度で飲み切り、普段は水やお茶を選ぶことがむし歯予防に効果的です。
酸性の飲み物に注意する
酸性度の高い飲料を長時間かけて摂取すると、歯の表面が溶けて弱る酸蝕症を引き起こす可能性があります。
ちびちびと飲み続ける習慣は、口の中が酸性に傾く時間が長くなりやすいため注意が必要です。
酸性の飲食物を口にする回数を減らし、摂取後は水で口をゆすぐことが歯を守るうえで効果的です。
特に就寝前に酸っぱい飲み物を摂ると、睡眠中は唾液の分泌が減って酸が歯に残りやすくなるため、寝る前は控えることが推奨されます。
こうした対策を日常的に取り入れることで、矯正期間中も歯の健康を維持できます。
装置に挟まりやすい食べ物は食後ケアを前提にする
繊維質の多い野菜やきのこ類、麺類といった食材は、矯正装置の隙間に挟まって残りやすい特徴があります。
こうした食品を食べる際は、あらかじめ短めに切ったり、スープや煮物にして絡みにくい形に調理したりすると、装置への詰まりを減らせるでしょう。
それでも食べかすが残ることはあるため、食後はできるだけ歯みがきを行い、外出先などで難しい場合でもまず水で口をゆすぐことが大切です。
1日2回、特に就寝前の歯みがきは確実に行うことで、装置周辺に汚れを残さず、むし歯や歯ぐきの腫れを防ぐことができます。
調整後は無理に噛まない
矯正装置の調整後は、歯に締め付け感や痛みが生じることがあり、この状態は2日から3日ほど続くことが一般的です。
この時期に無理に噛むと装置に余計な力がかかり、トラブルの原因となる可能性があります。
調整直後は前歯で食べ物を噛み切る動作や硬い食材を避け、柔らかいものを奥歯でそっと噛むようにしましょう。
痛みが強い間は、おかゆや雑炊、豆腐といった噛まずに飲み込める食事を選ぶと、装置への負担を最小限に抑えながら栄養を摂ることができます。
マウスピース型矯正(アライナー)は「装着中の飲食」に注意する
マウスピース型矯正(アライナー)では、装着したまま飲食するとむし歯や着色が起きやすく、治療の進行にも影響を及ぼします。
食事や水以外の飲み物を摂る際は必ずアライナーを外し、特にコーヒーや紅茶、甘い飲料は装着したまま口にしないよう注意が必要です。
飲食後は水で口をゆすぎ、できれば歯みがきをしてから再び装着しましょう。アライナーの内側に成分が残るとむし歯リスクが高まるためです。
装着時間は治療計画によって異なりますが、一般的には1日20時間以上(目安:20時間から22時間)とされることが多く、外している時間はできるだけ短くまとめることが推奨されます(※詳しくは当院の指示を優先してください)。
また、60℃を超える熱い飲み物はアライナーを変形させる恐れがあるため、装着したままの摂取は避けてください。
飲食のたびに「外す→口を整える→戻す」を1セットにする習慣をつけることが、マウスピース型矯正を成功させる鍵となります。
矯正中に食事が挟まった・詰まったときの対処法

本項目では、矯正中に食事が挟まった・詰まったときの対処法をお伝えします。
水でしっかりゆすぐ
食べ物が装置に挟まったときは、まず水で口をゆすぐことが最も手軽で安全な対処法です。
コップ1杯の水を口に含み、詰まった側の頬を膨らませるようにして20秒から30秒ほどゆすぎましょう。
これを2回から3回ほど繰り返すと、多くの食べかすは取り除けます。
一度吐き出して残っている感じがあれば、次の手段として鏡で確認してからブラシを使うとよいでしょう。
この方法は食後すぐや外出先で歯みがきが難しい状況でも実践でき、装置を傷つける心配もありません。
ただし、強くブクブクしすぎて痛みを感じる場合は、回数を減らして優しく長めにゆすぐように調整してください。
鏡で場所を確認する
水でゆすいでも取れない場合は、鏡を使って食べ物が残っている場所を特定することが重要です。
明るい場所で鏡を口元に近づけ、頬を軽く引いて装置周辺を見やすくしましょう。
歯と歯の間、装置の隙間、奥歯の頬側などを10秒ほどかけてチェックすると、詰まっている箇所を見つけやすくなります。
場所を特定したら、再度水でゆすいでから、残っている場合はブラシで狙って取り除くとよいでしょう。
繊維の多い野菜や麺類、海藻といった食材を食べた後は毎回確認すると早く対処できます。
つまようじなどで突くと歯ぐきを傷つける恐れがあるため、「見る→ゆすぐ→磨く」の順序を守ることが大切です。
ブラシ・タフトブラシでやさしく磨く
水でゆすいでも残る食べかすは、歯ブラシやタフトブラシを使って取り除きます。
まず普通の歯ブラシで、歯ぐきの境目から装置周辺を小刻みに動かして磨きましょう。
力は弱めにして、装置を傷つけないよう注意が必要です。
細かい隙間に残った食べかすは、先が小さいタフトブラシで狙った場所を2回から3回ほど軽くこすると効果的に取れます。
磨き終わったら水で口をゆすぎ、鏡で取れたかどうかを再確認してください。
この手順は毎食後と就寝前に行うことが理想で、外食時もできれば歯ブラシを持参すると安心です。
ただし、強く押して痛みを感じたり装置が当たる感覚が増したり、出血が続いたりする場合は無理をせず、早めに歯科医院へ相談しましょう。
歯間ブラシ・フロス・ウォーターフロスを使う
装置の隙間に残った食べかすは、歯間ブラシやフロス、ウォーターフロスといった専用のケアグッズを使うと効果的に取り除けます。
歯間ブラシは装置に入る太さのものを選び、装置の下を2回から3回ほど優しく通すようにしましょう。
糸ようじ(フロス)を使う場合は、歯と歯の間で上下にゆっくり動かし、勢いよく引き抜かないよう注意が必要です。
水流で洗浄するウォーターフロスは、弱めの水圧に設定して気になる箇所に10秒から20秒ほど当てると、装置周辺の汚れを落としやすくなります。
こうしたケアは食後に毎回行うことが理想ですが、難しい場合でも就寝前には必ず実践しましょう。
ただし、痛みが強かったり出血が増えたりする場合は、無理をせず別の方法に切り替えることが大切です。
外出先では携帯用ケアグッズを活用する
外出先で食べ物が装置に挟まったときは、携帯用のケアグッズを使ってその場で不快感を軽減できます。
まずコップ1杯の水で20秒から30秒ほど口をゆすぎ、小さな鏡で前歯の装置の下や奥歯の頬側を10秒ほどチェックしましょう。
詰まっている場所が特定できたら、携帯用の歯ブラシやフロスで見えた箇所だけを狙って優しく取り除きます。
外食や学校、職場での食後は完璧なケアが難しいこともありますが、水でゆすぐだけでも毎回行うと装置周辺を清潔に保てるでしょう。
つまようじで強く突くと歯ぐきを傷つける恐れがあるため、避けるべきです。
取れない場合は無理せず歯科医院に相談する
自分で取り除けない食べかすは無理にこすらず、歯科医院に相談することが安全策となります。
無理な処置を続けると、歯ぐきの炎症や装置のトラブルを招く可能性があるためです。
取れない場合はまず鏡で場所を確認し、可能であれば口の中を撮影して、いつ何を食べた後に詰まったかをメモしておくと診察時に役立ちます。
痛みが増したり出血が10分以上続いたり、装置が当たって傷になるような症状が出た場合は、当日または翌診療日に連絡を入れましょう。
同じ場所で繰り返し詰まる場合も、早めに一度相談することが推奨されます。
引っかかる感じが強いまま食事を続けると、ワイヤーが口内を傷つけて口内炎になりやすいため、違和感があるときは無理をしないことが大切です。
まとめ

矯正治療中の食事管理は、装置のトラブルやむし歯を防ぐうえで欠かせません。
調整後は3時間から6時間ほどで痛みが現れやすく、2日から3日は柔らかい食事を選ぶことが推奨されます。
この期間はおかゆや雑炊、豆腐といった噛まずに飲み込める食材が適しているでしょう。
ワイヤー矯正では、硬い食材や粘着性の高い食品が装置を壊す原因となるため、せんべいや氷、ガム、キャラメルは避けるか一口大に切って摂取します
。繊維質の多い野菜や細い麺類は装置に絡まりやすいため、短めに切るかスープにする工夫が有効です。
また、コーヒーやカレーといった色の濃い食品は着色の原因となり、糖分や酸性の強い飲料はむし歯や酸蝕症のリスクを高めるため、摂取後は水で口をゆすぐ習慣をつけましょう。
マウスピース型矯正(アライナー)では、装着中の飲食がむし歯や変形の原因となるため、水以外は必ず外してから摂取することが基本です。
装着時間は治療計画によって異なるため、詳しくは当院の指示を優先してください。
食べ物が装置に挟まった際は、水でゆすぐ、鏡で確認する、ブラシで優しく磨くといった手順で対処します。
取れない場合は無理をせず歯科医院へ相談してください。
ひらかわ歯科医院では、矯正治療中の食事指導や装置のトラブル対応を丁寧に行っています。
快適な矯正生活を送るため、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

