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初期虫歯の黒い点について
こんにちは。
ひらかわ歯科医院の相川です。台風が過ぎ去ってだいぶ涼しくなったように感じますが、まだまだ暑いですね。
さて今回は初期虫歯についてお話します。
むし歯は初期段階で発見された場合、その進行を抑えることができるため、早期発見が重要となります。
むし歯の初期段階とは?
むし歯は、歯の表面にあるエナメル質が細菌により侵食されることで始まります。
食べ物のカスや飲み物が口の中に残ると、細菌がそれを分解し、酸を作り出します。この酸が歯のエナメル質を溶かし始め、初期のむし歯が発生します。
むし歯の初期段階では、歯の表面に小さな黒い点が現れることがあります。
多くの場合この段階では痛みや違和感は感じられませんが、放置するとむし歯が進行し最終的には痛みや違和感が出ることがあります。
黒い点を見つけたらどうするべきか?
黒い点を見つけた場合は、すぐに歯科医に相談することが大切です。
初期段階のむし歯であれば、簡単な治療で進行を止めることができます。例えば、フッ素塗布やクリーニングによって、歯の再石灰化を促すことが可能です。
もし黒い点を放置してしまうと、むし歯が進行し、歯の内部まで侵食してしまうことがあります。
そうなると詰め物やかぶせ物を入れることになるかもしれません。場合によっては歯の神経を取らないといけないということになる可能性もあります。
初期虫歯の予防方法
1.歯磨き
毎食後に歯を磨くことが大切です。特に夜寝る前は、口の中が乾燥しやすく、細菌が繁殖しやすいため、必ず磨くようにしましょう。
ハブラシの選び方や磨き方については、相談してください。
2.フロス
歯と歯の間に残った食べ物のカスを取り除くために、デンタルフロスを使用しましょう。
ブラシだけでは届かない部分も、フロスで清掃することでむし歯のリスクを減らすことができます。
3.フッ素の使用
フッ素はエナメル質を強化し、酸に対する耐性を高めます。
フッ素入りの歯磨き粉を使用し、歯科医院ではフッ素塗布を受けることも効果的です。
4.食生活の見直し
糖分の多い食べ物や飲み物は、むし歯の原因となりやすいです。
甘いお菓子やジュース、炭酸飲料を控え、バランスのとれた食事を心がけましょう。また、食後には水で口をゆすぐ週間をつけるとよいです。
さいごに…
むし歯の初期症状としての黒い点は、放置してしまうと進行し、治療が必要になることがあります。早期発見と適切な対応がむし歯の進行を防ぎ、健康な歯を保つために重要です。日常的な口腔ケアに加え、定期的な歯科検診を受けることで、初期のむし歯を予防し、早期に治療することができます。
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