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補綴治療〜自費と保険の違い〜

こんにちは!ひらかわ歯科医院の衛生士の三ケ田です🌼

最近は雨の日が続いてますね☔️気温の変化で体調は崩されてないですか?家にいてもジメジメして、熱いので最近は冷房を入れ始めました🍃

さて今日は補綴(ホテツ)治療についてお話しします💁🏻‍♀️
補綴という言葉を聞き慣れない方も多いと思いますので、最初に補綴についてご説明します。

補綴治療とは、虫歯や歯周病、外傷などによって歯を失ってしまった時に、人工的に歯を補うために行う治療のことです。失った歯の形態や噛み合わせ、見た目を回復させます。補綴治療とは、詰め物、被せ物、入れ歯、ブリッジなどが含まれます。

治療の説明をされた時に、「被せ物は保険だと銀歯になります。」「白い被せ物だと自費になります。」とか言われたことはないですか?
見た目や二次的な虫歯にしたくないから白い歯にしたいって思っていても、「費用が高いから〜、、、」と費用だけで判断してしまったり、「見た目以外違いが分からないからなかなか決められない」と思うことも多いかもしれません。

そこで、今回は自由診療(自費)と保険の被せもの違いを説明します

①見た目
1番目に見えてわかるのは見た目の違いです。保険だと金属や、プラスチック素材なのに対して、自費治療でよく紹介されるセラミックは、透明感があるので本来の歯に近いので自然な見た目になりやすいです。

②費用
保険の被せものは、部位によって適応できるものが変わってきますが、一部負担で良いため、自己負担が少なくなります。治療費が海外の治療費や自由診療に比べてもかなり少なく済みます。それに比べて自費の被せものは、材質の違いだけでなく、噛み合わせや機能(顎の動きなど)の面も考えて作られるので、手間がかかり、その分保険に比べると費用が高くなります。

③材質、適合
自由診療の被せ物は、どれも金属を使わないので、当然金属アレルギーを引き起こしません。また、自費の被せ物は精度が高く、歯との適合がよく、その分虫歯の再発が少ないのが特徴です。その上、セラミックは、金属に比べて、プラーク(歯垢)の汚れが付きにくいので、二次的な虫歯を作りにくいです。金属は残念ながら適合が甘くなりやすく、詰め物と歯の隙間や金属の下で二次的な虫歯ができやすいのに対して、自費の被せ物は、隙間が出来にくいので、二次的な虫歯の予防になります。
 
次にそれぞれの種類を説明します✨

〜自費の被せもの〜

・セラミック(e-max)
透明感があり、変色もしないので、自分の歯のような美しい仕上がりになります✨歯と硬さも1番近いので、反対の歯と噛み合わせたときに、相手の歯を痛めにくいです。
また、ツルツルピカピカで、プラークを弾くので、二次的な虫歯になりにくいのも特徴です。

・ジルコニア
ジルコニアの特徴は、強度と耐久性に優れています。
なので、歯ぎしりや食いしばりがある方の奥歯などにもおすすめです。
一方で、強度を保つために被せる歯を削る量が多いです。また残念ながら見た目もセラミックに比べると透明感は劣ります。

・ハイブリット
ハイブリットは、セラミックとプラスチックを混ぜた素材になるので、耐久性が少し劣ってしまいます。噛み合わせが強くない歯で見た目は白くしておきたい方におすすめです。
またセラミックに比べると、プラスチックが入ってるので、見た目も少し透明感が劣ります。経年劣化的にやや変色が起こり、耐摩耗性はセラミックより弱いです。

〜保険の被せもの〜

保険の被せものは、歯の部位によって適応できるものが限られます。基本的には銀歯ですが、条件によってはプラスチックが適用になります。

最近は、奥歯(6番目)の被せものも保険で白く出来るようになりました(条件あり)が、プラスチックで出来ているので、変色しやすく、セラミックなどに比べると割れやすいです。

以上簡単ではありますが、ご紹介しました。色々種類を説明したので、「結局どれがいいの?」と迷うこともありますよね。
そんな時は、ドクターや担当衛生士にいつでもご相談されてください😄

費用やお口の中に合わせて、患者様に合う被せものをご提案させていただきます。

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