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下のこどもの歯の裏側に大人の歯を発見した時は、、、〜お子様の歯科相談Part3~
大人の歯が生えてくることはお子さまや保護者さまにとって、大きな楽しみだと思います。
一般的に、お口のいちばん奥に大きな6歳臼歯が生え始めること、下の前歯の生え変わりが最初に起こります。
ただ、下の前歯は、こどもの歯が抜けてしまう前に大人の歯が裏側(舌の方)から生え始めることが多く、驚かれる方もたくさんいらっしゃいます。これは、大人の歯が作られる場所が少し裏側にずれているため、こどもの歯の根っこがうまく吸収できず、抜けにくくなっているのが原因です。
自然に抜けるにはかなり時間もかかりますし、大人の歯も外側に動くことができず、歯並びにも影響しかねません。そのため、歯医者さんで子どもの歯をサヨナラするお手伝いするのがおすすめです。
つまり、「子どもの歯を抜く」のですが、一般的にお子さまは「抜歯」に強い拒否感を持つことが多いので、柔らかい表現を使って説明いたします。
子どもの歯がなくなると、新しい大人の歯は舌に押されてもともと歯が並んできた位置まで自然に動いてきますので、歯並びの治療はすぐには必要ありません。まずは成長を見守りましょう。
大人の歯への生え変わりでご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。