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食べ方で変わる歯並び〜お子様の歯科相談Part1〜
こんにちは。朝夕が過ごしやすくなり、ようやく秋の気配が感じられる気候になってきましたね。
今日はお子さまの歯並びが気になる親御さんに知っていただきたい「食」についてお伝えしたいと思います。
「うちの子は生まれつき歯並びが悪いから、どうしようもないと思ってます」
これは、お子さまの受診に付き添われていたあるお母様の言葉です。
歯並びも顔のパーツの一部。親子で似てくるのは、遺伝だから…と諦めるのはまだ早いかもしれません。
歯並びには遺伝だけでなく、生活習慣も影響し、後者の方が大きく関係するとも言われています。
『顎が小さいのに、歯は大きい』というお悩みで「顎を大きく成長させるにはどうしたらいいでしょう?」と質問を受けることがあります。
昔の発想で「筋トレのように、硬いものをガシガシ食べましょう!」
ということから、始めても良いのですが、普段の食生活で硬いものに慣れてない現代人にはややハードルが高いかもしれません。
(お子さまの場合、噛むのを諦めて丸飲みになるかもしれません!要注意⚠)
そこでオススメしたいのが、『噛む回数を増やす』です
ひとくちで30回程度は噛むよう心がけましょう。
しかも噛むことは
★ 唾液の量を増やしたり、
★ 満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防止したり、
★ 胃腸の負担が軽くなったり、
★ 脳も活性化される… など
メリットがいっぱいです。
それから食べる姿勢も大事なんです。
背中をまっすぐ伸ばし、両足はしっかり床につけて、テーブルの高さも肘の高さくらいが理想的。
肘をついたり、猫背になったり・・・美しくない姿勢はNGです。
今日からお食事の際に優雅な気持ちで美しく、ゆっくり食べてみませんか?
これだけでも歯並びへの悪影響の一つを減らすことができます。
歯並びに関するご心配事がございましたら、ぜひご相談ください。