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インプラント治療について
こんにちは、ひらかわ歯科医院で火曜日の代診を担当しています新藤です。
今回はインプラントについて紹介させていただきます。
まずインプラントの構造についてです。
インプラントとは顎の骨に埋め込む人工歯根(フィクスチャー)、その上に取り付ける土台(アバットメント)、土台に取り付ける人工歯(上部構造)の3つから構成されます。
次に当院で行っているインプラント治療の簡単な流れについてです。
~インプラント手術の流れ~
・一次手術
一次手術では治療計画をもとに、顎の骨にインプラントを埋入していきます。
局所麻酔下で行うため切開時、埋入時の痛みはありません。
埋入後、一度歯茎を閉じ縫合します。
・治癒期間
一次手術後、インプラントと骨が結合するまで待ちます。
期間としては約3~6か月ほどです。
・二次手術
インプラントと骨がしっかりと結合したのを確認したのちに、
二次手術では再度歯茎を切開しインプラントの頭を露出させ、人工歯と連結するための土台(アバットメント)を装着します。
・人工歯の装着
二次手術での歯茎の治癒が完了後、型取りを行い、人工歯(上部構造)を作製していきます。
最後にインプラントのメリット・デメリットについてです。
入れ歯やブリッジとは異なり、隣の歯を削らずにすむこと、噛んだ感じや見た目がいいことが最大のメリットです。
またインプラントは天然歯と比べ炎症に弱いため、細菌感染によりインプラント周囲粘膜が炎症を起こす「インプラント周囲炎」という病気になるリスクが高まります。
そのため、インプラント治療を終えたあとホッとするところですが、治療後の歯科医師による噛み合わせの確認や破折の有無の確認、歯科衛生士による専門的な清掃など術後のメインテナンスがとても重要となってきます。
当院では、安心してインプラント治療を受けることができるよう、事前にしっかりとカウンセリングと術前検査を行い、術後のメインテナンスも入念に行っております。
インプラントを検討されている方はぜひ一度相談してみてください(^▽^)/